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認知症の症状、私の財布が盗まれた

認知症を受け入れている老人ホームでの出来事。


認知症の方を率先して受け入れている有料老人ホームの方から相談の電話を頂きました。内容は切実な状態になっているようです。
ある認知症の女性(要介護2)が、「私の財布が盗まれた」と食堂に来て叫ぶそうなのです。
本来、これは解決が簡単な話なのですが、実はこの老人ホーム内で、「財布盗まれた」の連鎖が始まってしまったのです。
要介護2程度の認知症の方は、実は一番手がかかるんです。

 

要介護2~3の認知症の方は大変なのです

認知症だけで、体は元気、部屋でおとなしくできない方が多いのです。
ですから、食堂や他の部屋に行き「財布盗まれた」言い続けるのです。
実にこの有料老人ホームに入居している方の半数が要介護2だそうで、強敵揃いなのです。
こっそり隠れて、他の入居者に暴力を振るう女性もいるようで・・・・・
私の経験上でも、もっとも強敵が入居されているようです。

 

在宅介護でもよくあることで、財布が無い、財布を盗まれた、バックが無い、お金が無い、最終的には「あなたが私の○○を盗んだね」、という感じで段階的に認知症は進んで行きます。

 

どう対応すれば良いのでしょう

これは介護士さんにより、様々な手法や対応があると思います。
無責任の様ですが、「介護に正解はありません」、個々に違うのです。
「話を聞く事」、「笑顔で接する事」を、まず基本にして、どうやって納得させるかを考えなければいけません。
ここで重要になる事として、現在所有している財布かどうか、確認しなければいけません。認知症ですから、新しい財布から、何十年も前に所有してた財布かもしれないからです。
「どんな財布?」「何色なの?」「お金の他に何が入ってたの?」といった形式で沢山会話をしなければいけません。
但し、認知症の方は、質問を多くしてしまうと場合によっては感情が高ぶって激怒することが多いので状況を見ながら対応しなければいけませんね。
結論として、個々に根気よく対応するしかないのです。
そして本来の目標は、有料老人ホームで落ち着いた生活を暮して頂く事です。
食事拒否や、入浴拒否も同じように根気よく対応が必要ですね。

 

おそらく、「財布盗まれた」連鎖は暫らく続く事だと思います。
でも、介護のプロ集団ですから、治まる日も近いと期待してます。

 

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