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介護業界は経営者も大変なのです。

介護業界は経営者も大変なのです。


介護の仕事は3Kとか言われますね、また世間が不景気になり就職困難になると「介護でもしようかな」という言葉を耳にします。
まったく私の様に介護業界の人間にとっては無礼な言葉です。
私がこの仕事を始めた頃もとても不景気で、リストラ組が沢山私の会社に就職を求めて応募がとても多かったのを思い出します。

 

介護業界は経営者も大変なんです。

実に、他業種からの転職で応募してきた中年の特に男性の多くが理屈が多く、「自分はこんな仕事をする人間でないと」、諦めがつかない人間が多かったですね。
まっ、自宅でも家事はきっと奥様任せな人が、仕事で配膳、掃除、おむつ交換なんてできませんよね、「仕方なく介護でもするか」って人たちの典型的なダメな考えですね。

 

介護業界で働く人は、向き、不向きがはっきりわかります。
また仕事としてきちんと割り切った方もいますね。
私が携わった有料老人ホームでは、最悪の事態が起きたことがあります、開業から1年で54人が退職するという前代未聞の事態です。
職員の人数は16名程度の小さな有料老人ホームですが、それがたった1年で3回転半もしたのですから、これはもうテロの様に経営者は感じたでしょうね。
2年半たった現在では、とても優秀な職員が定着して、現在は人事の心配もかなり落ち着きましたが、経営者が精神的に問題を生じてしまいました。
介護業界は、大手は人手不足で悩み、小さいホームでは経営者が精神的に悩みます。

 

私が辞めるとあと5人は連鎖して・・・

これは実際に私もこの10年で5回経験しているのですが、「私が辞めると、あと5人辞めますが、それでもいいですか?」なんて言葉が、介護業界や医療界で耳にします。
私は5回とも「そうですか、引き留められませんね」と答えましたが、2回は本当に5人退職するという経験をしましたが、当時はまだ景気が悪く、介護業界の求人は結構応募が多かったので、なんとか乗り切れましたが、アベノミクス以降は真剣に求人の応募が減っておりますので、今なら「考え直して頂けますか」と回答してしまうかもしれません。
介護系大学を卒業した人は優秀な人材は、まず社会福祉法人に努めます、それでもどこにも入社できなかった人が、私のような小さなホームに応募してきます。
また、誰でも知っている有名私大からも事務職で応募がきたりしますが、やはり軒並み社会福祉法人で負採用になった人たちです。
試に採用した事がありますが、有名私大卒は事務で、介護系大学卒は介護福祉士の資格を持っていたので、採用しました。
結果は、有名私大卒の社員は、仕事はできるのですが、積極性が全くなく、スマホばかり観てました、仕事がないと居眠りしたりしてましたね、介護系卒の社員は、最初はまったくダメでしたが、介護主任により厳しく教育され、まず一つの事をきちんと覚えようと目標をもち、半年くらいで仕事ができるようになんとかなりました。
しかし、有名私大卒の社員は、3ヶ月後、正規雇用を断念しました。
理由は簡単な話で、とても無口な社員でしたが、家ではかなり愚痴をこぼしているようで、それを聞いた母親が会社に来て、他の社員を罵るという、最悪な事が3回も起きてしまったからです。
私にまったく理解のできない世界を経験しまして、感謝してみたり、飽きれてみたり、テレビで言ってることは本当だと実感したりしました。

 

小さなホームでも優秀な社員が沢山います。

私の運営するホームでは、起業時「創業8年)からずっと勤めてくれている社員が1人います、5年以上勤務が4名、そして3年以上が6名、1年以上が3名と計14名です、とっても小さな有料老人ホームなので社員数も少ないのです。
でも定着率がとても良いのです。
これは、細かい事をあまり言わなかったことと、介護主任が技術的にもリーダーシップもある方のおかげだと強く感じております。
様々なホームを見てきましたが、介護で優秀な職員さんは、現場で喧嘩や嫌がらせを受けると、ほとんどが転職してしまい、この施設をもっと良くする方法は、考えにくいんですね。
女性中心の職場ですから、必ず煩わしい対人関係の問題が生じます。
私は、そうゆう優秀な人材を過去に数人失った事で、とてもがっかりしたことを経験してますから、この5~6年は優秀な人材をロスしないように、チームワークを考え採用しておりました、なるべく我儘な職員は逆に仲間外れにするようにしました。
当初は、新人が定着しないくらい、チームの中に入れないように感じた方が多かったようですが、経験豊富で他のホームで嫌な思いを経験した真面目な方がチームに受け入れられたようです。
まっ、介護に関わらず、今は企業内でのイジメが多い時代ですね。
管理職、経営者には本当に大変な時代なのです。

 

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