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在宅介護の限界、現実

在宅介護の限界、現実


某新聞社が調査した結果、在宅介護をしている家族の約70%が限界を感じているそうです。
事実、私の実体験におきましても、在宅介護でうつ病になった家族を見たりしております。
頑張りすぎて、自分の心を壊してしまう傾向がかなり高いです。

 

調査によると、約20%の家族が介護を苦にして、一緒に死のう、殺したいと考えたことが有るようです。
これは、私自身の実体験としても、同じことを何度も考えたことがあります。実際に2010年~2014年の5年間で、家族による介護者への殺人事件は全国で44件も起きています。
そのうちの半数近くの加害者が介護疲れで心を病んでしまい、うつ病になっていたりします。
実際、認知症の家族の介護を始めると、認知症が進んで行く過程で、不眠、暴力、不潔行為といった行動になる場合が多いのが認知症です。
認知症の方の在宅介護は、想像を超えてしまう事が沢山あります。
私達、介護のプロでも予想できない行動がとても多いのです。

 

身内による在宅介護は危険がいっぱい!

父が元気なころ、母が元気なころを、忘れることができますか?
無意識のうちに、元気なころの思い出が沢山溢れてきます。
それと、現状を重ねて失望してしまうのが大半の在宅介護ではないでしょうか。
実直な父だった方が、不潔行為をしたり、同じことをずっと繰り返し質問して来たり。
これは、かなりきついですね、いい加減「うるさい」って思いますよね。
結果、どなってしまったりします。
母に多いのが、「私の財布がない」、一日中探し回る、顔を見るたびに、「私の財布がない」という、そして今度は「私の財布を盗んだね」と罵られる。
こんな現状が続くと、介護側の人間は心が崩壊して行きます。
これが現実の在宅介護です。
特に認知症が進んでしまうと、危険以外の何もでもありません。

 

老人ホーム、施設に入れるのは罪ではありません。

必ずと言っていいのが、身内(特に親戚)からの非難です。
老人ホームに親を捨てた、親不孝者といった言葉を投げつけられます。
介護していない親戚が1番たちが悪い事が多いのです。
私の場合は、親戚(兄弟)に一切相談しないで、老人ホームに入居させました。
暫くして、親戚に報告をしました。
その結果、あまりパッシングを受けずに済んだのも事実です。
「とっても良いホームでくらしてるのよ」といった感じです。
認知症は病気ですから、治療が大切ですが、まだまだ「特効薬」はありませんし、病院には長期入院できないのが現実です、また精神病ではないので、精神病院に長期入院もできません。
なので、老人施設や、有料老人ホームに入所、入居するわけですね。
これは当たり前の常識に現在ではなっていると思います。
我慢して、自己犠牲ばかりするより、老人施設や、老人ホームのプロにお任せするのが、介護者本人も家族にとっても幸せな事だと私は思います。

 

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